うさぎを飼うのに最適な室内の温度がわからないという方のために、今回はうさぎの温度管理について解説していきます。
うさぎを飼い始めた方、これから飼おうと思っている方は、ぜひこの記事を最後まで読んで、うさぎの温度管理、冬の寒さ対策、夏の暑さ対策について知っておいて下さいね!
うさぎの室内温度は何℃が快適なの?
うさぎは基本的には暑さに弱く、寒さに強い動物です。また温度差に敏感な動物ですので、温度を適切に保つことが大切です。
うさぎにとっての適温は19℃~21℃!また寒暖差にも弱いので注意
うさぎは6℃~24℃の温度であれば大丈夫ですが、適温は19℃~21℃といわれています。
うさぎは温度変化に敏感で、大きな変動があるとストレスを感じてしまうので、ある程度一定の温度帯を保つことが大切です。
寒すぎたり、暑すぎたりすると体調を崩したり食欲がなくなったりすることがあるので注意してください。
子うさぎにとっての適温は22℃~27℃
生後5か月未満の子うさぎの場合は、22℃~27℃が適温です。
赤ちゃんうさぎは毛が薄く、自分で体温を調節する仕組みがまだうまくできていません。
子うさぎを飼育する場合は、健康的に成長させるために、暖かく快適な環境を維持する必要があります。
うさぎの季節ごとの室温管理について
うさぎの室温管理(夏)と暑さ対策
夏場は、うさぎにとって室温がすぐに不快な暑さになることがあります。
うさぎが暑さを感じないようにするためには、夏場はエアコンで快適な温度を保ってあげる必要があります。
また室温が25℃以上になると命にかかわるケースもありますので、うさぎを飼うのであれば夏はエアコンが必須と言ってもいいかと思います。
うさぎの室温管理(冬)と 寒さ対策
うさぎは寒さに強い動物ではあるのですが、5℃以下になると危険なのでそれ以上の室温を保つ必要があります。
冬にうさぎが暖かく過ごせるように、十分な寝床を用意し、すきま風に当たらないようにすることが大切です。
また室内の温度を一定に保ち、囲いを気密性の高いものにすることも大切ですので、夏場と同様にエアコンを使用したほうが良いでしょう。
うさぎって冬はヒーターが必要?
必ずというわけではありませんが、うさぎの冬にはヒーターが必要な場合があります。
ただしうさぎがやけどをしないように、ヒーターの温度には十分気を付けてください。
しかしヒーターで部分的に温めるよりも、エアコンで室内全体の温度を一定に保つことの方が重要になります。
うさぎの室温管理(秋・春)
秋と春は一日の中でも気温が大きく変化し、朝と日中の寒暖差が10℃以上あるとうさぎがかなりストレスを感じてしまいます。
ですので毎日温度を観察し、うさぎが快適に過ごせるように一日の中での寒暖差をできれば6℃以内に抑えるようにすることが大切です。
夏や冬のようにエアコンフル稼働とまではいかずとも朝の寒い時間帯と昼の暑い時間帯にはエアコンで室温調整してあげる必要もあるかと思います。