うさぎを飼う際に知っておきたいこと

うさぎ飼育にかかる1ヶ月の費用はいくら?我が家のうさぎ飼育費用の実際

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はじめに:我が家のうさぎ飼育でわかったこと

ペットとしてのうさぎは、見た目の可愛らしさだけでなく、その性格や行動が飼い主に多くの喜びをもたらします。しかし、その小さな体には、思った以上に手間とコストがかかることも事実です。我が家でうさぎを飼い始めてから学んだこと、そして一年以上の飼育経験を通じて把握した飼育にかかる月々の費用について、この記事で共有します。

毎月かかるコスト:実際の1ヶ月の支出

項目金額補足
牧草5,600円OXBOW ウェスタンチモシーヘイ 1.13Kg』×2袋
ペレット932円イースター ウサギ用 健康ケア 1kg(250g×4袋)』×0.5(2袋)
トイレシーツ1,029円GEX ジェックス トップブリーダー 清潔消臭トイレシーツ 40枚入』×1.5袋
病院代
(健診・爪切り)
1,980円定期健診&爪切りを2か月に1回
電気代
(エアコン)
558円年間で平均した場合なので多い月(特に夏場)だと6,000円ぐらいアップしたこともある
合計10,099円
※2024年2月1日時点の価格などを参考に作成しております。

餌代:牧草とペレットのコスト

飼育する上で最も重要なのがうさぎの餌代です。うさぎの食事は大きく分けて牧草とペレットがあり、これらはうさぎの健康維持に欠かせない要素です。

牧草の重要性とコスト

うさぎの健康を維持するために最も重要なのが牧草です。牧草はうさぎの消化器系の健康を保つだけでなく、歯の成長を適切に管理するのにも役立ちます。うさぎは一生涯、歯が伸び続ける動物であるため、適切な摩耗が必要です。牧草を噛む行為は、その自然な歯の摩耗を促します。

引用:【KAWAI】わらっこ倶楽部・そのまんま天日干し・かじリングバーシリーズ・OXBOW商品輸入総代理(http://www.kawai-cat.com/files/libs/3425/202105271751368299.png)

我が家では『OXBOW ウェスタンチモシーヘイ 1.13Kg』を選んでおり、これを月に約2袋消費しています。1袋の価格は約2,800円なので、月に約5,600円が牧草代として計上されます。牧草の価格は購入場所やブランドによって変動がありますが、我が家ではうさぎの健康を第一に考え、品質の高い牧草を選ぶようにしています。

ペレットについて

ペレットは、牧草だけではカバーしきれない栄養素を補給するために与えます。特に成長期のうさぎや、特定の栄養が必要なうさぎにとっては重要です。ペレットは栄養が凝縮されているため、与える量には注意が必要です。過剰に与えると肥満の原因になることもあります。

引用:イースター(https://www.yeaster.co.jp/d/vets/img/pk-kenko.png)

我が家では『イースター ベッツセレクション ウサギ用 健康ケア 1kg(250g×4袋)』を使用しており、月に小袋2袋(つまり大袋0.5袋分)を消費しています。一袋あたりの価格は約1,800円なので、ペレット代としては月に約900円かかります。ペレットの選択にあたっては、うさぎの年齢や健康状態に適したものを選ぶことが大切です。たとえば、幼い子うさぎや妊娠中のうさぎには高タンパク質のペレットが推奨される場合があります。

餌代の総額

これらを合計すると餌代としては月に約6,500円が必要です。この金額はあくまで我が家の場合であり、うさぎのサイズや食欲、活動量によって必要な量は変わってきます。またペレットや牧草のブランドによって価格は大きく異なりますので、予算とうさぎの健康状態を考慮しながら、最適な選択をすることが重要です。

餌代はうさぎ飼育における継続的なコストの一部ですが、この部分において節約を考える際には、品質を落とさずにコストを抑える方法を考える必要があります。例えば大袋の牧草を購入して適切な保管方法を実践することで、長期間新鮮さを保ちつつコストを抑えることが可能です。またペレットは必要な栄養素を含んでいるか、適切な量を与えているかを常に確認し、うさぎの健康を守りながら経済的な管理を心がけましょう。

消耗品:トイレシーツとその他消耗品

うさぎ飼育において、日々消費される消耗品の管理は欠かせません。特にトイレシーツはうさぎの清潔な生活環境を維持するために重要なアイテムです。我が家では、うさぎの健康と快適性を考慮して、特に注意を払って選んでいます。

トイレシーツの選び方とコスト

うさぎ用のトイレシーツは、吸水性と消臭性に優れたものを選ぶことが重要です。うさぎは一日に何度も排泄を行うため、トイレシーツはすぐに湿気を帯びてしまいます。そのため、頻繁に交換する必要があり、消耗品としてのコストがかさむ一因となります。

引用:ジェックス(https://product.gex-fp.co.jp/p_images/entry_1345/photo_1345_500_1.jpg?1707459964)

我が家では『GEX ジェックス トップブリーダー 清潔消臭トイレシーツ 40枚入』を使用しており、このシーツは吸水性に優れ、消臭効果も高いことから選んでいます。一袋の価格は約700円で、月に1.5袋を使用しています。これを月額コストに換算すると、約1,000円がトイレシーツにかかる費用となります。

その他にあったら便利な消耗品

うさぎを飼育していると、日々のケージやトイレの清掃が欠かせません。清潔な環境を保つためには、定期的なケージやトイレの掃除が必要ですが、ここで紹介するいくつかの消耗品があると、その作業をより効率的かつ快適に行うことができます。絶対に必要というわけではありませんが、我が家では以下のアイテムを使っています。

あると便利な消耗品

  • お掃除シート:ケージの床やトイレなどを拭き掃除する際に、うさぎの排泄物を簡単に処理できるお掃除シートは掃除の手間を軽減します。またシートには汚れ落とし&コーティング効果がある為、ケージやトイレ等の汚れを最小限に抑えることができます。我が家では『うさピカ 毎日のお掃除ティッシュ』を使用しています。一袋(70枚入×3個)の価格は約1,000円で、月に約60枚ぐらい使用しているため、月275円のコストがかかります。
  • 防臭袋:排泄物を処理した後の防臭袋は、ケージ周辺の空気を清潔に保つ上で非常に役立ちます。密封性が高く、臭いをしっかりと閉じ込めることができるので、室内での飼育には特におすすめです。我が家では、使い捨ての防臭袋を日々のケージ清掃時に使用しており、一箱(90枚入り)の価格は約1,000円です。月に60枚ぐらい使用することを考えると、月に約660円の追加コストになります。

これらの消耗品を合わせると、月に約935円がお掃除に関連する便利な消耗品にかかる費用となります。これらは必須というわけではありませんが、日々のケージやトイレの清掃をより簡単かつ衛生的に行うために、我が家では非常に役立っています。節約を考える場合でも、これらの消耗品を上手に活用することで、うさぎの快適な生活環境を維持しつつ、飼い主自身の負担も軽減できると考えています。

節約のコツ

消耗品の節約には、大量購入やセール品の利用が有効です。特にオンラインショッピングを利用することで、まとめ買い割引やキャンペーンを活用することができます。また消耗品の使用量を見直し、無駄遣いを防ぐことも大切です。例えばトイレシーツはうさぎが主に排泄を行うエリアにのみ敷くことで、使用量を減らすことが可能です。

うさぎ飼育における消耗品の管理は、コストとうさぎの健康・快適性のバランスを考慮しながら行うことが重要です。適切な品質の商品を選び、賢く節約することで、うさぎも飼い主も幸せな飼育生活を送ることができます。

健康管理:定期健診や爪切り等の病院代

うさぎを健康に長生きさせるためには、定期的な健康管理が欠かせません。特に初心者の飼い主さんにとって、どのくらいの頻度で何をチェックすればいいのか、またそのためにどれくらいの費用がかかるのかは非常に重要な情報です。ここでは我が家のうさぎの健康管理にかかる費用について詳しくお話しします。

定期健診

我が家ではうさぎの健康状態をチェックするために、2ヶ月に1回の定期健診を受けています。定期健診では体重測定、触診、聴診、爪切り、歯のチェックなどが行われ、うさぎの健康状態に問題がないか確認します。これらの健診にかかる費用は、一回あたり約4,000円です。したがって、年に6回で約24,000円の費用がかかります。(※動物病院によって金額は違うそうなので、あくまでも我が家が利用している動物病院での費用になります。)

爪切り

うさぎは定期的に爪切りが必要ですが、我が家では健康診断の際に獣医さんに行ってもらっています。もし自宅で行う場合は特別な費用はかかりませんが、獣医さんやショップなどに依頼する場合は、爪切り単体での費用がかかることもあります。

緊急時の医療費

健康管理の一環として、緊急時の医療費にも備えておくことが重要です。うさぎは体調を崩しやすい動物ではありますが、早期発見・早期治療ができれば重篤化を防ぐことができます。そのため緊急時に備えて少なくとも35万円程度は医療費用として準備しておくことをお勧めします。

まとめ

うさぎの健康管理には、定期健診や爪切りなどに一定の費用がかかります。これらを怠ると、うさぎが病気になった時にさらに大きな費用がかかる可能性があります。定期的な健康管理は、長期的に見ればうさぎの健康を守り医療費用を節約することにもつながります。健康管理の費用は、うさぎを飼う上での必要経費として考え、計画的に管理していくことが大切です。

電気代:エアコン使用による増加分

うさぎは温度変化に敏感で、特に夏の暑さには非常に弱いため、適切な温度管理が必須です。適切な環境を保つためには、エアコンの使用が避けられませんが、それに伴い電気代が増加することが一つの懸念事項です。ここでは我が家でのエアコン使用による電気代の増加について詳しく解説します。

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エアコンの必要性

うさぎは高温多湿の環境に非常に弱く、夏場にエアコンなしで過ごさせることは健康リスクを大きく高めます。我が家ではうさぎの快適な生活環境を維持するために、夏場は24時間エアコンを稼働させています。うさぎにとって理想的な室温は約19℃~21℃程度とされており、我が家ではこの温度範囲を維持するよう心がけています。

電気代の増加

エアコンを24時間稼働させることによる電気代の増加は避けられません。我が家の場合、うさぎを飼い始める前と比較して、夏場の電気代は平均して月に約6,000円増加しました。これはエアコンを日中だけでなく、夜間も含めて24時間稼働させていることが主な原因です。

節電対策

電気代の増加を抑えるために、我が家ではいくつかの節電対策を実施しています。まずエアコンの設定温度を適切に保ち、不必要に低温設定にしないようにしています。また室内の断熱性を高めるために、窓には遮光カーテンを使用し、日中の直射日光による室温の上昇を防いでいます。さらにエアコンのフィルター清掃を定期的に行い、効率的な運転を心がけています。

電気代の見直し

エアコン使用による電気代の増加は避けられないものの、電力会社のプランを見直すことで、節約の余地があります。各家庭の現在の状況などケースバイケースになりますが、電力会社やプラン等の見直しにより、全体的な電気代の増加を抑えることができる場合もあります。

まとめ

うさぎの健康と快適な生活環境を維持するためには、エアコンの使用が必要不可欠です。しかしそのための電気代の増加は家計にとって大きな負担となり得ます。節電対策を実施すること、電力会社の料金プランを見直すことで、この負担を軽減することが可能です。うさぎを飼う上で、適切な温度管理と節約のバランスを見つけることが大切です。

初期費用:うさぎの飼い始めに必要なもの

うさぎを新しく家族に迎える際には、飼育をスタートさせるための初期費用が必要になります。この費用はうさぎの購入費用のほか、生活環境を整えるためのアイテム購入費用に大きく分けられます。ここでは我が家でのうさぎ飼育開始時にかかった初期費用について、具体的なアイテムとそのコストを紹介します。

項目金額補足
ケージ16,816円SANKO イージーホーム80 ローメッシュ
給水器1,691円SANKO インサイド ディッシュドリンカー
牧草フィーダー3,237円SANKO 牧草カウンター
SANKO ワイドフィーダー
エサ入れ524円SANKO ハッピーディッシュ コーナーM
トイレ2,413円SANKO ラビットフィットパン・L
キャリーケージ4,036円SANKO ライトキャリー
合計28,717円
※購入時の価格を基に作成しております。

うさぎの購入費用

まず最初にうさぎ自体の購入費用が必要です。我が家ではペットショップで血統書なしのネザーランドドワーフを約16,000円で購入しました。うさぎの品種や血統書の有無によって価格は大きく異なります。

ケージ

引用:三晃商会(http://www.sanko-wild.com/animal/c_01cage/item_c321_up.jpg)

うさぎのケージ選びは、その生活空間を快適に保つために最も重要な要素の一つです。我が家では『SANKO イージーホーム80 ローメッシュ』を使用しています。このケージは広々としており、うさぎがストレスなく過ごせるように考慮されて設計されている点が大きな魅力です。購入時の価格は16,816円でしたが、その価値は十分にあると感じています。

ケージ選びのポイント

広さ

うさぎは活動的な動物であり、適切な運動が必要です。『SANKO イージーホーム80 ローメッシュ』は、うさぎが自由に動き回れる十分なスペースを提供します。

安全性

ケージはうさぎを守るためのものです。安全な材質で作られ、うさぎが噛んでも大丈夫な構造のものを選ぶことが重要です。

掃除のしやすさ

定期的な清掃が必要なため、取り外し可能なトレイなど、掃除がしやすい設計のケージを選ぶことが重要です。

ケージの選択理由

『SANKO イージーホーム80 ローメッシュ』を選んだ理由は、その広さと掃除のしやすさにあります。このケージはうさぎがストレスなく快適に過ごせるだけでなく、飼い主にとってもメンテナンスが容易な設計がされています。底トレイが簡単に取り外せるため、定期的な清掃が非常に楽に行えます。

注意点

うさぎのケージ選びでは、ただ広ければいいというわけではありません。適切なサイズ感で、うさぎが安心して過ごせる空間を提供することが大切です。また放し飼いを考えている場合でも、ケージはうさぎがリラックスできるプライベートスペースとしてあった方がいいかもしれません。

牧草フィーダー

牧草フィーダーは、うさぎの主食である牧草を清潔に保ち、いつでも自由に食べられるようにするための重要なアイテムです。我が家ではうさぎの食事環境を最適化するために、2種類の牧草フィーダーを設置しています。購入時の費用は合わせて3,237円でした。

直置きタイプ『SANKO 牧草カウンター』

引用:三晃商会(http://www.sanko-wild.com/animal/c_04wood/item_a51_up.jpg)

このフィーダーは、牧草を直接入れておくタイプで、うさぎが自然な姿勢で牧草を食べることができるように設計されています。購入時の価格は2,296円で、うさぎが牧草を食べやすい設計になっています。このフィーダーのメリットは、うさぎが自由に牧草を引き出して食べられる点にあります。また牧草を直置きすることで、牧草本来の形状を保ちながら提供できるため、うさぎが食べやすく、また食べ残しも少なくなります。

引き出しタイプ『SANKO ワイドフィーダー』

引用:三晃商会(http://www.sanko-wild.com/animal/c_09dish/item_622_up.jpg)

引き出しタイプのこのフィーダーは、牧草を内部にストックしておき、うさぎが食べたいときに引き出して食べることができるようになっています。これにより牧草がケージ内で散らかりにくく、ケージ内のスペースもあまり占領しないというメリットがあります。我が家では最初は『SANKO ワイドフィーダー』のみを設置していましたが、うさぎが小さい頃にフィーダーの上に乗って中で牧草を食べる習慣があり、その結果としてフィーダー内でオシッコをしてしまうことが頻繁にありました。この問題を解決するために、『SANKO 牧草カウンター』を追加で設置しました。

2種類の牧草フィーダーを設置した理由

2種類の牧草フィーダーを設置した理由は、うさぎが食べやすいように、また牧草を清潔に保つためです。直置きタイプと引き出しタイプのフィーダーを併用することで、うさぎが牧草を食べやすい環境を提供すると同時に、ケージ内の清潔さを保つことができます。またうさぎの気分などに合わせて、最適な食事環境を選択できる柔軟性も確保できました。このように我が家ではうさぎの健康と快適な生活環境を考慮して、牧草フィーダーを2種類設置することにしました。

給水器

引用:三晃商会(http://www.sanko-wild.com/animal/c_09dish/item_b07_up.jpg)

うさぎの給水器には『SANKO インサイド ディッシュドリンカー』を1,691円で購入しました。ボトルタイプの給水器を使っている飼い主さんも多いようですが、うさぎが下を向きながら自然な姿勢で水を飲めるお皿で飲むタイプの給水器がオススメです。

エサ入れ

引用:三晃商会(http://www.sanko-wild.com/animal/c_09dish/item_a05_up.jpg)

エサ入れとしては、『SANKO ハッピーディッシュ コーナーM』を524円で購入しました。正直100均で購入した器などでも十分ですが、長時間ケージの中に置いておく場合はうさぎがひっくり返して割れてしまう危険性もあるので、安定感のある重みのある食器を選ぶことを推奨します。

トイレ

引用:三晃商会(http://www.sanko-wild.com/animal/c_07sanitary/item_545_up.jpg)

うさぎのトイレ選びは、飼育環境を整える上で非常に重要なポイントです。我が家では『SANKO ラビットフィットパン・L』を選んでいます。このトイレは広々としており、うさぎが快適に利用できるように特別に設計されている点が魅力です。購入時の価格は2,413円で、ケージの中でも邪魔にならないサイズ感がうさぎの快適な生活空間を守ります。

トイレ選びのポイント

うさぎのトイレ選びでは、以下の点を考慮しました。

うさぎのトイレ選びのポイント

  • サイズ: うさぎがストレスなく使用できる十分な大きさが必要です。『SANKO ラビットフィットパン・L』は、うさぎがゆったりと使用できるサイズで、中で回転することも可能です。
  • 清潔さの維持: 広いトイレは、うさぎが汚れた部分を避けて新しい場所を利用することができ、結果的に清潔を保ちやすくなります。
  • 設置のしやすさ: ケージに簡単に設置でき、かつしっかりと固定できるモデルを選ぶことで、うさぎがトイレをひっくり返したり、移動させたりすることを防ぎます。

トイレの選択理由

『SANKO ラビットフィットパン・L』を選んだ理由は、その広さと使い勝手の良さにあります。うさぎは清潔を好む動物であり、トイレの中でも特にキレイな部分を好んで利用します。このトイレは、そのようなうさぎの習性に配慮された設計となっており、うさぎがいつも快適にトイレを使える環境を提供してくれます。

注意点

一方で三角トイレはスペースを節約できるというメリットがありますが、うさぎにとっては狭すぎて使いにくい場合があります。特に大人のうさぎになった場合、使いにくさの問題でトイレを避けるようになることも。そのため途中からトイレを変えるとせっかく覚えたトイレトレーニングをまた最初からやり直さなければいけないかも。それなら最初からうさぎが成長しても使えるサイズのトイレを選んであげた方がいいかもしれません。

我が家では、うさぎが快適にトイレを使えるように、また清潔な環境を維持できるように、慎重にトイレを選びました。

キャリーケージ

引用:三晃商会(http://www.sanko-wild.com/animal/c_01cage/item_357_up.jpg)

病院への訪問や移動時に必要なキャリーケージは『SANKO ライトキャリー』で4,036円でした。キャリーケージを選ぶ際は、うさぎがストレスを感じにくい快適な空間を提供できるかを考慮してください。

その他(+αであれば便利なもの)

うさぎの飼育を始める際には、さらにサークルカーペット(部屋んぽ用)、集毛器ベビースケール(体重計)、温湿度計スマートリモコン見守りカメラなどのアイテムがあると便利です。これらのアイテムは、うさぎとの快適な生活を支えるために役立ちます。特にサークルやカーペットは、うさぎが運動できる安全なスペースを提供するために重要です。

まとめ

うさぎを飼い始める際の初期費用は、うさぎの購入費用をはじめ、ケージや給水器、トイレなどの必要なアイテムの購入で構成されます。我が家の場合、これらのアイテムの購入に約29,000円かかりました。これに加えて、生活をより快適にするための追加アイテムによって、初期費用はさらに増加する可能性があります。うさぎを迎える前に、これらのコストをしっかりと計画し、準備することが大切です。

まとめ:うさぎの飼育費用を賢く管理するポイント

うさぎの飼育には、初期費用と毎月の維持費用がかかりますが、賢く管理すれば費用を抑えつつ、うさぎに快適な環境を提供することが可能です。我が家の経験から得た、うさぎの飼育費用を賢く管理するためのポイントを以下にまとめました。

飼育費用を抑えるためのポイント

  1. 適切な品質の飼育用品を選ぶ:初期に購入するケージや牧草フィーダーなどは、耐久性があり、長期間使用できるものを選ぶことで、結果的にコストを抑えることができます。
  2. 消耗品はまとめ買い:トイレシーツやお掃除シートなどの消耗品は、セール時にまとめて購入することで、コスト削減につながります。
  3. 定期的な健康管理:予防接種や健康診断により、病気の早期発見・早期治療につなげることで、高額な医療費の発生を避けることができます。
  4. 節電対策を実施:エアコンの使用は必要不可欠ですが、節電モードの利用やタイマー設定を工夫することで、電気代を抑えることができます。
  5. 必要なものとそうでないものを見極める:うさぎにとって必要不可欠なものと、あれば便利だがなくても生活に支障がないものを見極め、優先順位をつけて購入することが大切です。

飼育環境を整えるためのアドバイス

うさぎは非常にデリケートな動物であり、快適な飼育環境を整えることが健康維持には欠かせません。そのため適切な温度管理や清潔な住環境の維持、栄養バランスのとれた食事の提供に注意を払いましょう。

うさぎとの生活は、適切な管理と愛情をもって接することで、飼い主にとってもうさぎにとっても豊かなものになります。うさぎの飼育にかかる費用は決して少なくありませんが、これらのポイントを踏まえることで、コストを抑えつつ、うさぎが健康で幸せな生活を送るためのサポートができるでしょう。我が家の経験が、これからうさぎを飼う予定の方々の参考になれば幸いです。

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