はじめに:うさぎを飼い始めてエアコン代はどう変わったか
うさぎを飼っているとエアコンにかかる電気代が気になるという方も多いかと思います。実はうさぎって、暑さや寒さにとても敏感なのでエアコンが欠かせないんですよね。
そこでうさぎを飼い始めてからの電力使用量がどのくらい変わったのか、私の実際のデータを基にお話ししていきたいと思います。
ただしこれはあくまでも私個人の場合であり、個々人の家庭環境や住んでいる地域、その年の気候によって変わってくると思いますので、その点だけは予めご了承くださいね。
対象月 | 本年 | 前年 | 差 | 前年比 |
---|---|---|---|---|
11月 | 478kWh | 594kWh | -116kWh | 80.5% |
12月 | 674kWh | 829kWh | -155kWh | 81.3% |
1月 | 1,466kWh | 1,462kWh | 4kWh | 100.3% |
2月 | 1,086kWh | 982kWh | 104kWh | 110.6% |
3月 | 774kWh | 990kWh | -216kWh | 78.2% |
4月 | 554kWh | 585kWh | -31kWh | 94.7% |
5月 | 486kWh | 512kWh | -26kWh | 94.9% |
6月 | 596kWh | 400kWh | 196kWh | 149.0% |
7月 | 769kWh | 684kWh | 85kWh | 112.4% |
8月 | 1,209kWh | 1,095kWh | 114kWh | 110.4% |
9月 | 844kWh | 764kWh | 80kWh | 110.5% |
10月 | 762kWh | 583kWh | 179kWh | 130.7% |
平均 | 808kWh | 790kWh | 18kWh | 102.3% |
上記のデータはうさぎを飼い始める前と後の月ごとの電力使用量を比較したものになりますが、一年間で平均すると月18kWh増えたことになります。全国家庭電気製品公正取引協議会が公表している「新電力料金目安単価」によれば、1kWhあたりの平均的な電気代は31円とのことなので、電気代に換算すれば平均で月558円ほど増えるということになります。
季節 | 本年 | 前年 | 差 | 前年比 |
---|---|---|---|---|
冬 (12月~2月) | 1,075kWh | 1,091kWh | -16kWh | 98.6% |
春 (3月~5月) | 605kWh | 696kWh | -91kWh | 86.9% |
夏 (6月~8月) | 858kWh | 726kWh | 132kWh | 118.1% |
秋 (9月~11月) | 695kWh | 647kWh | 48kWh | 107.4% |
上記のデータは季節ごとに月平均の電力使用量を算出したデータになりますが、夏と秋は前年よりも電力使用量が増えていますが、冬と春は逆に前年よりも電力使用量が減ったようです。
夏のエアコン使用:うさぎにとっての危険な暑さとコスト増
夏は特に注意が必要な季節です。うさぎは暑さに非常に弱く、室温が高くなると命に関わることも。だから夏場はエアコンを常時稼働させています。
私が集めたデータによると、夏の電気使用量は前年と比べ月に132kWh増え、それは電気代に換算すると約4,092円のコストアップを意味します。これはうさぎが快適に過ごせるよう24時間エアコンをかけているためです。エアコンの設定温度は21℃以下とちょっと肌寒いくらいに設定していますが、これがうさぎにとってはちょうどいいんですね。
-
うさぎの夏のお留守番が心配なら!暑さ対策とスマートツール
はじめに:うさぎの夏のお留守番の心配事 うさぎは夏になると、暑さによるストレスや熱中症のリスクが高まります。特に初めての夏を迎える飼い主さんにとって、うさぎのお留守番が心配なものです。日中は仕事で外出 ...
続きを見る
秋のエアコン使用:温度管理がキーとなる季節のコスト
秋は夏ほどではありませんがまだ暑さが残るので、やはりうさぎのためにエアコンを使うことが多いです。
秋のデータを見ると電気使用量は前年と比べ月に48kWh増加し、これは電気代に換算すると約1,488円の追加コストです。
秋は気温が急に変わることがあるので、温度管理には特に注意が必要です。うさぎは寒暖差に敏感で、急な温度変化にストレスを感じやすいからです。
冬と春のエアコン代節約:うさぎの寒さへの耐性を生かす
意外かもしれませんが、うさぎは寒さに結構強いんです。そのため冬や春には電力使用量がそれほど負担になりません。実際、冬の電力使用量は前年と比べ月16kWh減、春に至っては91kWhも減少しました。
これはうさぎの飼育に適した室温を保つため、エアコン(暖房)の使用を控えめにしているからです。うさぎが快適に過ごせれば、人間も少し寒さを我慢する必要があるかもしれませんが、それで電気代を節約できるのは嬉しいポイントです。
-
うさぎ部屋の冬の寒さ対策!快適な環境作りのコツ
冬になるとうさぎの寒さ対策ってどうすればいいの?と悩んでしまいますよね。そこで今回はそんなあなたの為にうさぎのための理想的な冬の部屋の作り方を紹介しますのでぜひ参考にしてみてください! 冬のうさぎ部屋 ...
続きを見る
まとめ:うさぎ飼育とエアコン代の理解で賢い節約を
うさぎを飼い始めてからは、季節によってエアコンの使用量と電気代が変わります。特に夏はうさぎの健康を守るためにエアコンが必要ですが、それ以外の季節はうさぎの寒さに対する強さを活かして節約が可能です。
うさぎの飼育において部屋の温湿度管理はとても重要ですから、温湿度計の設置もおすすめします。また温湿度計とエアコンを連動させることで、より効率的に室温を管理することもできますよ。詳しい情報は別記事で紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
-
うさぎ用の温度計はどれがおすすめ?ケージの温度管理にピッタリな温湿度計
うさぎ部屋の室温管理を自動化できるオススメの温湿度計! SwitchBot 温湿度計で、大切なうさぎを守ろう うさぎはデリケートで暑さや寒さに弱いため、適切な温度管理は健康維持に不可欠です。しかし仕事 ...
続きを見る
うさぎの飼育は少しの注意と工夫で、コストも抑えつつ快適にできるんです。この情報が、これからうさぎと一緒に暮らす皆さんのお役に立てれば幸いです。